日本シリーズを見に行きました

今日はお兄ちゃんと一緒に甲子園球場へ行ってきました。最初、一緒に新幹線に乗るように計画していましたが、お兄ちゃんが学校が終わった後に帰ってくることができないので、お兄ちゃんには学校から近い駅へ行って新幹線に乗ってもらい、わたしはお兄ちゃんの乗った新幹線を待つことにしました。お兄ちゃんが一番最初に乗った各駅停車が遅れていて、狙っていた新幹線に乗れないかもしれなかったですが、なんとか得意の素早い乗り継ぎで新幹線改札を駆け抜けたようで、余裕で間に合ったと教えてくれました。ただ、乗った新幹線さくらの自由席は結構混雑していて、お兄ちゃんはわたしの乗る駅までずっと立っていたようですね。そのあと一緒に座ろうと思っていましたが、結局並んで座ることはできず、別々に分かれて座って新神戸まで乗りました。
新幹線を降りたあと地下鉄と阪神電車を乗り継いで、いつも行っている甲子園球場に着いた時はプレーボールの30分ほど前で、スターティングメンバーの発表も終わった後でした。球場周辺のお店でグッズを買うこともできず、いつも撮影している今日の試合の組み合わせボードの写真を撮ったらすぐにスタンドに向かいました。高校野球期間中に何度もお兄ちゃんと訪れている球場も、日本シリーズのような特別な試合の日になるとスタンドの雰囲気が高級でいつもと違っているように感じました。やがて試合が始まりましたが、球場はゆるい風が吹いているだけで、今日は昨日とかおとといほど寒くなくてよかったです。
試合は序盤から地元チームが先制して、しかも先発投手が好投して進んでいきました。地元チームが中盤に逸機する場面もありましたが、ビジターチームが打てそうな雰囲気がなかったので、今日は第1戦以来のホームチームの勝利でシリーズが第6戦までもつれるかなと思いながら見ていました。中盤から地元チームが継投策に出て、いつも勝つときの投手起用だったので、そのまま試合が進むと思っていた人も多かったと思います。ところが8回表にビジターチームの先頭打者が走者を置いた場面で、左打者なのに左翼ポールにまっすぐ飛ぶ強い打球を放つと、そのまま三塁側のアルプススタンドのフェアゾーンに達して一瞬で同点に追いついてしまいました。そのあとは重苦しい雰囲気に一変し、同点のまま試合が進んで延長戦になり、延長10回が終わったところでお兄ちゃんが電車の時間があるからここで帰ろうと言ったので、スタンドを後にすることにしました。スタンドから球場外周を歩いて駅まで行き、少し電車を待って乗り込んで三宮へ行きましたが、電車に乗っているほとんどの人がわたしたちが窮状で見ていた試合の続きを速報で確認していました。途中で試合が終わったと知り、少し残念な、少しほっとしたような…という気持ちでした。
三ノ宮に着いてから、地下鉄を乗り継いで新神戸の駅に何とか新幹線に間に合うことができました。この新幹線を逃すと、車を停めてある駅まで帰れなくなる可能性があったので、新幹線ホームにたどり着いた時には少しホッとしました。そして新幹線と在来線とを乗り継いで帰り、駐車場から車に乗って家にたどり着いた時には午前0時を少し過ぎていましたが、無事に帰ってくることができてよかったです。

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